祭りアイテム「半纏」について考えてみた
半纏。半分纏うと書いて半纏。
半纏って、ほんとにたくさんバリエーションがあるよな〜。
一つの町会につき一種類あるとしたら、ほぼ無数にある。
染めによって実現した絵柄。
そして、襟の部分には地域名や役職、名字を書くことも。
機能はいろいろあると思うけど、一つはユニホーム的な。
それを身につけた瞬間に、その町会の人として見られる。
和太鼓を部活でやってた頃は、半纏着た状態で人前で恥ずかしいことや無礼なことをするな、ということをよく言われた。自分の学校の部活名が襟に書かれた状態は、つまりは看板を背負って歩ってるのと同じ。
どこどこ町会の人間が、ゴミをポイ捨てしてたぞ、とか、コンビニの前でう◯こ座りして溜まってたぞ、とか。地域によっては噂になって、悪い評判として広まって行く。逆に良いことしたら、◯◯町会の人がゴミ拾いしてた...!!みたいな良い噂にもなるんかな。
ユニホームなので、他町会(他チーム)との差別化にもなっている。
→他町会と自分たちは違うということを表明してる
自分の町会の半纏を着た状態で、他の町会の屋台に触れたり指さしたりするのはタブーだよっていうカルチャーのある祭りもあるらしい。
ーーーつぶやき
そして、不思議だなーと思うのが、
どんぶり+股引+足袋
はいつも同じものを着ていても、その地区の半纏を着た瞬間に、その地区の一員になったようなマインドになれる。マインドセットが切り替わる感じ。「◯◯町会の俺」みたいな。
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